珈琲を楽しむ時間。それは、“つながり”を感じるひととき。

 学生時代、ボランティアやNPOの活動に積極的に参加していた佑那さん。リーダーを任されることもあり、それなりに自信を持っていたものの、新卒で飛び込んだカーディーラーで社会の厳しさを思い知った。そこで半年間働いたが、区切りをつけて現在の事務仕事へ転職。けれど、その採用には納得がいかなかった。「筆記試験の結果は良くなかったはずなのに…。きっと若い女性のお茶くみ要員が必要なんだろう」。そんな気持ちのスタート。「ある程度働いて次の仕事までのつなぎにしよう」と、やる気なく毎日を過ごしていた。そんなある日、佑那さんの態度を見かねた先輩から指導を受けることに。その先輩が、佑那さんが変わるきっかけをつくってくれたタクヤさんだ。 
まずは二人で話をしようと、タクヤさんは佑那さんに声をかけた。偶然にも珈琲好きだった二人。仕事後に喫茶店へ行っては、自分のことや会社のことを話し合った。その後、タクヤさんは職場の人たちを誘ってジェットスキーやバーベキューなどのイベントを計画。次第に職場の人たちと関わるようになり、仕事への責任感や、やる気が引き出された佑那さん。単なる「つなぎ」だと思っていた自分の仕事に、きちんと向き合えるようになっていった。 
 会社の同僚として二年半を共に過ごし、タクヤさんの人柄も見えてきた。自分からイベントに誘うときは日程調整から後片付け、送迎までを率先して行い、ドライブでは車の日よけをレジャーシート代わりにしてピクニック気分で楽しんだことも。佑那さんが学んだことは「まわりの人が楽しめるように精一杯おもてなしをする」、「その場を最大限に楽しむ」という素敵な心。そんなタクヤさんは佑那さんと同い年でありながら、実は2人の子を持つ父でもある。職場では7年先輩で立場は全く違うけれど、意思が強いもの同士、職場の外では何でも言い合える仲になった。
 佑那さんにとって恩人のような存在でもあるタクヤさん。彼が東京へ転勤することが決まったとき、佑那さんは「今までのお礼がしたい」と思い、物語珈琲を贈ることにした。タクヤさんは人一倍個性を大切にして持ちものにもこだわりを持つタイプ。“もの”の背景にある歴史やストーリーまで語ることのできる彼にはぴったりの贈りもの。タクヤさんは、「東京でこの珈琲を淹れるたびに、その香りが名古屋を思い出させてくれる」と話してくれたそうだ。気持ちの込もった珈琲は、味わいや香りを楽しむだけでなく、共に過ごした人とのつながりを感じられるひとときも届けてくれる。 

ブレンド名

これからもよろしく

●珈琲チャート

苦み、甘み、酸味のバランスがとれた親しみやすい王道の香味

苦み
★ ★ ★ 
甘み
★ ★ ★ 
酸味
★ ★ 
コク
★ ★ ★ 
香り
★ ★ 

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